孤独がきみを強くする。岡本太郎のメッセージ

このチャンネルでは、the ZEN Libraryと題して、本好き院長あかさかが「心・体・魂」の向上に役立つ、おすすめの一冊を紹介していきます。

第1回目は、岡本太郎の『孤独がきみを強くする』をセレクト。

孤独がきみを強くする

帯には「群れるな。孤独を選べ。」とあります。

あなたは孤独に対して、どんなイメージがあるでしょうか。

ひとりぼっち、仲間がいない状態、さみしい奴……。「孤独」というのは一般的に、あまりいい意味でとられてはいないですよね。

ところが、岡本太郎は「孤独を選べ」と言います。自分から孤独に飛び込んでいくことを力強く推奨しているのです。

孤独を純粋につらぬけばつらぬくほど、それは魅力になる。その過程では他とぶつかりあうだろうが、それを怖れて引っこんだり、ごまかしてしまってはダメだ。

孤独をつらぬく人間は、この世の中では珍しい存在だ。孤独感をもつ人間はたくさんいるが、ほんとうの意味で「孤独」をつらぬく人間はなかなかいるものじゃない。

上の文章を読むと、「孤独」と「孤独感」を分けて考えているのがわかります。

多くの人が一人でいる寂しさを感じるとき、それは「孤独感」によるものです。

群れることなく、能動的に選択する一人の状態こそが「孤独」であり、生命力溢れるつらぬく価値のある姿勢なのです。

誰かとの関係性のなかでつくられる相対的な自分を演じるのではなく、ダメでも不器用でも自分という存在を絶対的に認めて「孤独」に生きる。

「孤独」という生き方を選択することで、「孤独感」に別れを告げ、強く生きることが可能になるのです。


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岡本太郎・著/興陽館(2016)

ZENch「the ZEN Library(ちいさな図書室)」

【No.1】 2019/03/07

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