自律神経のバランスはゆっくり食事を楽しむ習慣から【思考と感情のマッサージ】

思考と感情のマッサージ

自律神経のうち、「アクティブ担当」が交感神経、「リラックス担当」が副交感神経です。

仕事中や緊張状態にあるとき、ストレスを感じているときは交感神経がONに、睡眠中やのんびりしているとき、マッサージを受けているときなどは副交感神経がON状態です。

胃腸がのびのびはたらけるのも、副交感神経がONになっているとき。

食事中に難しい考え事をしたり、忙しいなかで早食いしてしまうと、交感神経が優位なまま胃袋に食べ物を送り込むことになります。

このような習慣は、消化にも悪く、肥満や便秘の原因にもなります。

食事は楽しく、リラックスしていただきましょう。

……とは言っても、「時間がない!」という方も多いと思います。

今手元に本がないので正確ではないかもしれませんが、おそらく日本を代表する超多忙な人物の一人であった、日本マクドナルド創業者の藤田田(ふじたでん)氏の著書のなかにこんなエピソードがありました。

いつも急いで食事をしていた藤田氏が、あるユダヤ人から注意をされるのです。

「食事はゆっくり時間をかけて楽しむものだよ。あなたは人生の楽しみ方を間違っている。」

ユダヤ人は、より良い食事のために働き、そこに幸せがあると考えるのだといいます。

「早メシ早グソ芸のうち」をスローガンに、仕事の燃料のためにメシを食う日本人とは対照的です。

藤田氏はそれから「早メシ早グソたかだか三文」と考え直し、食事中に仕事の話をすることをやめました。

急いで昼飯をかきこむ新橋のサラリーマンを眺めながら、「彼らはなぜ働き、なんのために食べているのか」と、ユダヤ人のような目で見るようになったと言います。

「ゆっくり、食事を楽しむ。」

一日に何役もこなし忙しい毎日だとは思いますが、食事のときにちょっと意識を変えるだけでも、自律神経のバランスを整える習慣となっていくのです。

ZENch「思考と感情のマッサージ」

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