経絡とツボの「気」になる関係

東洋医学で気(氣)は、すべてをつくるエネルギーの源と考えられています。

宇宙、人体、動物、植物、鉱物、ありとあらゆるものが「気のあつまり」なのです。

肉体としての寿命がおとずれると、あつまった気は散逸してバラバラになり、土へ、水へ、空気へと還ってゆきます。これを「死」と呼びます。

そしてまた、新たな生命が母体に宿り、産声とともに外界へ飛び出してきます。「生」のはじまりです。

このように、「いのちのかたち」を変えながら、ぐるぐる回っているのです。

そして、小宇宙である「個のからだ」にも、気というエネルギーが、全身をぐるぐる回っています。

その気の流れは無秩序ではなく、川の流れのように通常は一定のルートを循環しています。そのルートこそが「経絡(けいらく)」なのです。

経絡のなかには、流れの異常を知らせてくれる大小のポイントがあります。それを経穴(けいけつ)といいます。いわゆる、「ツボ」のことです。

経絡の異常はツボにもあらわれてきます。

たとえば、過労やストレスなど、なんらかの原因で気の流れが悪いとき、身体はおもだるくなり、感情的にイライラすることも増えてくるでしょう。

また、経絡を流れる「気の量」が足りていないときは、気力が減り、元気がなくなります。それもツボの状態をみるとわかります。

的確なツボへの指圧は、気の流れを正常に整え、心身の浄化をうながすのに役立ちます。

ツボと経絡は、身体のなかでおきている異常を知らせながら、治療のポイントでもあり、予防医学として活用できます。

ツボと経絡をもっと知って、心身の健康生活にいかしていきたいですね。

「気」をイメージしながらiPadでなんとなく描いてみました。

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