経絡(けいらく)の基礎知識

経絡ってなに?

経絡おじさん

経脈(けいみゃく)絡脈(らくみゃく)、ふたつ合わせて経絡(けいらく)といいます。

経脈+絡脈=経絡 です。

経脈はからだを縦のラインに走行し、絡脈は経脈どうしを網状に横方向につないだり、全身をまとってすみずみまで気血(きけつ)を送り届けています。

経脈の種類

正経十二経脈(せいけいじゅうにけいみゃく)

経脈の数は12本。東洋医学で内臓を意味する臓腑(ぞうふ)に連絡し、頭部から手足まで全身をめぐっています。

三陰三陽(さんいんさんよう)

それぞれの経脈が属する臓腑は決まっていて、3種類の陰(太陰・少陰・厥陰)と、3種類の陽(太陽・少陽・陽明)のグループに分かれています。これを「三陰三陽」とよびます。

陰の経脈か、陽の経脈か、ひとめでざっくり見分ける方法があります。

動物のように四つんばいになったときに、背中側などの太陽が当たるほうが「陽」、おなか側などかげになるほうが「陰」の経脈です。かんたんですね。

陰陽四つん這いマン

流注(るちゅう)

経脈のなかを、あっちこっちデタラメに気血が流れているわけではありません。気血は、川の流れのように一定方向に進みます。この流れのことを「流注(るちゅう)」といいます。

それでは、流注はどの方向に流れているでしょうか。これも、簡単にわかる方法があります。両手をバンザイして立ってみてください。

陰の経脈は地から天へ、陽の経脈は天から地の方向へと流れています。

陰陽バンザイ流中マン

正経十二経脈の種類

  • 手の太陰経(てのたいいんはいけい)
  • 手の陽明大腸経(てのようめいだいちょうけい)
  • 足の陽明経(あしのようめいいけい)
  • 足の太陰経(あしのたいいんひけい)
  • 手の少陰経(てのしょういんしんけい)
  • 手の太陽小腸経(てのたいようしょうちょうけい)
  • 足の太陽膀胱経(あしのたいようぼうこうけい)
  • 足の少陰経(あしのしょういんじんけい)
  • 手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)
  • 手の少陽三焦経(てのしょうようさんしょうけい)
  • 足の少陽経(あしのしょうようたんけい)
  • 足の厥陰経(あしのけついんかんけい)

奇経八脈(きけいはちみゃく)

正経に対して、奇経とは何なのかを説明します。

たとえば川の水があふれたとき、氾濫しないように水を横に流し、ためておく場所が必要です。奇経八脈は、正経十二経脈から気血が満ちあふれたときの受け皿となります。

経脈のなかがエネルギーでいっぱいのときは気血を蓄え、減ってきたときは経脈に補充する、「気血のダム」のような役割を担ってるのです。

また、正経十二経脈と違って、特定の臓腑に連絡していないのも特徴です。

八脈の種類

  • 督脈(とくみゃく)
  • 任脈(にんみゃく)
  • 衝脈(しょうみゃく)
  • 帯脈(たいみゃく)
  • 陽蹻脈(ようきょうみゃく)
  • 陰蹻脈(いんきょうみゃく)
  • 陽維脈(よういみゃく)
  • 陰維脈(いんいみゃく)

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