「マッサージ」に必要な免許って?

2019年8月4日(日)🌤

今日はちょっとマッサージ業界の裏話を。

当院に来て初めて、「マッサージ」には免許が必要だと知ったという方が多いです。

業務としてマッサージをするためには、「あん摩マッサージ指圧師」という免許(国家資格)が必ず必要です。唯一資格がなくてできるのは医師のみ。

【厚生労働省】無資格者によるあん摩マッサージ指圧業等の防止について

もみほぐしのセラピストや整体師、カイロプラクターはもちろんのこと、国家資格である鍼灸師も柔道整復師も、「マッサージ」は法律上許可されていません。

この辺は広すぎるグレーゾーンで、多くのセラピストは赤信号黄色信号をみんなで渡っています。

「マッサージ」とさえ言わなければ、実質「マッサージ」であってもお咎めなしです。「もみほぐし」「スポーツマッサージ」「リラクゼーション」など、ラベルだけを張り替えて堂々と営業されています。

残念ながら青信号を渡ってる人の方が圧倒的に少ないという現状です。特に北海道は「あん摩マッサージ指圧師」の養成校がないためより顕著です。

地方にいて本気で指圧・マッサージをやろうと思ったら、東京に行って3年間専門施設で学び、国家試験に合格するしかないのです。大げさですが、一大決心して人生かけないと得られない免許です。学費も卒業までに数百万かかります。

さらに、やっとの思いで手にしたマッサージ免許も、今度は「あはき法(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)」という法律の縛りのなかで営業をしなければいけません。

広告制限というのがあって、施術内容はおろか、金額やウェブサイトのURLさえ看板などに書けないのです。つまり、ユーザーが知りたいことを表に出せない。

「もみほぐし2980円」なんて書いたら広告違反で国家資格者は一発アウト。有資格者より無免許者のほうが自由に営業できるという、なんともおかしな業界なのです。

不正請求、セクハラ、法律違反。残念がらマッサージ業界の「闇」は、枚挙にいとまがありません。

ぜん治療院は微力ながら、「青信号を渡る」という当たり前のことで、小さな光を照らしていきたいです。

それでは本日も「マッサージ」受付しています。

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