自由の翼、肩甲骨。

肩甲骨

学生時代、解剖学の勉強のためによくスケッチしていました。観察しながら描いてみると、今まで見えなかったものが浮かび上がってくるのです。

骨のくぼみや出っ張りは、筋肉の付着部位や、神経が通るための溝だったりします。全ての「かたち」にはちゃんと意味があって、ワクワクしながら勉強したのを覚えています。

肩甲骨は「宙ぶらりん」の骨で、胴体につながっている関節は鎖骨だけ。がちっと固定されていなくて不安定な状態ですが、周りを筋肉で支えられていて、その分腕を自由に動かすことができます。

腕を上げたり(上方回旋)、肩をすくめたり(挙上)、物をとるために手を前に伸ばしたり(外転)、肩甲骨は腕の動きに合わせて肋骨の上をスイスイすべるように移動しています。

では、肩甲骨まわりの筋肉が固くなって、動きが悪くなってきたらどうなるでしょう。

肩がこる、腕が上がらない、手が前に伸びない、かゆい背中に手が届かない……ということになります。つらいですね。

肩甲骨まわりがやわらかくなると、からだはとても軽くなります。からだがほぐれると、こころも軽くなります。こころとからだは、相互につながっているのです。

筋肉をほぐすためには、マッサージで表面的に血行をうながすのも気持ちいいですが、ツボに「ずーん」とひびかせる指圧のほうが、奥まで届いてより効果的でしょう。

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