過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)とは

過敏性腸症候群(IBS)はストレスの多い現代社会に増えている疾患の一つで、腸の運動や分泌異常におっておこる病気の総称です。

病院の検査で潰瘍などの器質的異常が認められないにもかかわらず、腹痛、膨満感(お腹の張り)、下痢、便秘、ガス(おなら)、腹部不快感、などを慢性的に繰り返す疾患。

腹痛があっても、排便をすると症状が軽くなることが特徴的です。

「心と体のストレス」が原因となる

心理的ストレスや不安、緊張、生活習慣の乱れ、環境の変化や食べ物、ホルモンや自律神経の乱れなどが過敏性腸症候群(IBS)の原因になると考えられています。

症状を改善するにはできるだけストレスの原因となるものを取り除き、規則正しい生活(食事・運動・睡眠)を送ることが必要となります。

元々、神経質な性格、周りに気を使い過ぎる性格は「失敗」を恐れるあまり、不安感からまた腹痛が起きるという、悪循環になりがちです。

腸と脳の相関関係

腸は「第2の脳」と言われています。まるで腸に意思があるかのように、心の状態がお腹に反映されます。

例えば緊張した時やストレスを感じたときにお腹が痛くなったり、便意をもよおしたりします。

自律神経から腸にストレスの信号が伝わり、腸の運動に異常が出てくるのです。

家でリラックスしている時は平気なのに、仕事中や人と一緒にいるとお腹が張る、便秘かなと思ったら下痢になる。

「また腹痛がおきるのでは?」と、腸の状態に敏感になって不安感が増します。その不安感がストレスとなりまた症状が出るという悪循環に陥ります。

改善のポイントは、心と体のリラックス

過敏性腸症候群(IBS)は心と体の過緊張によるものです。まずはストレスの元となっているものを減らし、同時に生活の中にリラックスできることを取り入れることが大切です。

心身をリラックスさせるのは、自律神経のひとつである「副交感神経」のはたらきです。副交感神経はマッサージや指圧を受けているとき、お風呂に入っているときなどにONになる神経。

副交感神経がはたらいているときは、胃や腸の消化機能が正常に動いています。逆にストレスを感じている時は「交換神経」がはたらいて、胃腸のはたらきは抑えられているのです。

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