心と身体のつながりを取り戻す

日常会話の中で、「心」という言葉を使うときには、われわれは話をしている自分の身体が真に実在しているものであって、「心」とよんでいるものは何か身体に付属したもの、たとえば身体に結びつけられて浮いているゴム風船か何かのように、漠然と自分の身体に繋がっているもののように思っている。

これは散漫で不正確な誤ったとらえ方で、事実はむしろ逆なのである。実は、真に存在する人間とは「心」なのであって、その「心」が「身体」を ー 実際にはいつくかの身体をー 所有しているのである。

つまり、下の方の世界で活動している目に見える生理的身体の外に、ふつう視覚にはみえないいくつかの身体の層があって、われわれはそれらの身体の諸層を通じて、情緒的で精神的な世界に関係しているのである。

C.W.リードビーター『チャクラ』(1978)平河出版社

ここでいう「いくつかの身体」とは、肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体のことです。

エネルギー体

このうち肉眼で見るのは「肉体」で、現代医学が唯一“ある”と考えている「からだ」です。その肉体にエネルギーを流す器となる「からだ」がエーテル体です。エーテル体がなければ肉体は電池が切れたおもちゃのように、動かすことができません。

病気になるとき、まずはエーテル体が病みます。調子が悪いけど、病院で検査しても異常なしという状態は、エーテル体レベルではすでに黄色信号ということです。まさに、東洋医学でいう未病(みびょう)は、エーテル体が健康を損なっている状態と言えます。

気の通り道である経絡(けいらく)もエーテル体上にあり、指圧や気功、ヒーリングは肉体レベルだけではなく、エーテル体レベルでも流れを整えるということになります。

また、アストラル体は、欲望や喜怒哀楽の感情をつかさどる「からだ」として、現代ではもっとも病気の原因として注意が必要なところです。

イライラ、クヨクヨ、うつうつ、シクシク、そわそわ、ビクビク…。「心」が不安定なとき、こんな言葉で表現されますよね。この時、アストラル体のエネルギーが強力にはたらいています。

感情に振り回されやすい人は、生きるためのエネルギーを消耗し、気の流れを停滞させ、非常に疲れやすくなります。もし本人が平気だとしても、家族や友人を巻き込み、エネルギーを奪い疲労させているかもしれません。あなたの周りにもいませんか?

アストラル体に対して、クールに思考をつかさどるのがメンタル体で、論理的に筋道を立てて考える「からだ」となります。通常現代人はメンタル体とアストラル体のエネルギーが絡み合いながら、思考と感情の中、日々の生活を送っているという状態です。

たとえば仕事では論理的でクールな(メンタル体)タイプでも、恋愛などの感情(アストラル体)が絡むと途端に冷静さを失い、あとで時間が経って考えたら「なんでワイあんなことしたんや…」というのも、アストラル体の強力なエネルギーがなせるワザです。笑

このように、心は肉体にペタッと付着しているようなものではなく、エネルギーの多重構造として「からだ」同士が密接に影響し合いながら活動しています。

メンタル体もアストラル体のエネルギーも、必ずエーテル体を経由して肉体に伝わりますから、エーテル体の流れが滞っていれば、やる気があっても「身体がついていかない」という状態も考えられるでしょう。

思考を整理し、感情を整え、肉体を健康に保つことが、各層の「からだ」のエネルギーの流れを整え、「心と身体」のつながりを取り戻す第一歩となります。

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