指圧で身体と対話するために

「話し上手は聞き上手」と言います。

本当に話が上手な人は、相手の話もよく聴きながら自分の話もするという意味ですが、これは「指圧」にも当てはまります。

僕が心がけている指圧は、ツボの感覚を指先で感じながら、経絡の流れに思いを馳せることです。それによって、身体が何を訴えているのか「傾聴」することが可能となります。

「押す」意識はできるだけ少なくし、「ツボを感じること」に集中した方が、力みのない心地よい「指圧」となり、奥まで良く響くからです。

押そうと意識すればするほど、効かそうと力を込めるほど、相手の身体を疲弊させるのは、自分が言いたいことだけを主張する「一方的な会話」と良く似ています。

聴く(感じる)ことができて初めて、対話(指圧)が成立し、「指圧上手」になれるのではないかと、いつも考えています。

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