指圧で内臓機能を整える

人間関係とは人と人との肌のふれ合いであって、ストレスの多い社会とは、これが常に危険にさらされているということです。

こうして過度に緊張した皮膚は、内臓の働きを歪めているのですから、この肌にやすらぎを与える指圧治療というものが、食を生命に転化するためにはどうしても必要ということになります。

増永静人『指圧』(1974)医道の日本社

腹痛、便秘、下痢、過敏性腸症候群(IBS)といった内臓の不調は、ストレスが大きく関係しています。

外部からのストレスや、偏った過度な感情によって自律神経のリズムが乱れると、内臓のはたらきに「ゆがみ」が生じてきます。

その「ゆがみ」を本来の自然な形に整えるのが、経絡(けいらく)への指圧です。指圧は筋肉だけを “もみほぐす” ものではなく、ツボを的確に押さえることによって、生体の反応(自然治癒力)を引き起こす手技療法です。

皮膚を介して内臓機能を調節する指圧は、身体にとってもっとも負担も少なく、安全で心地良い健康法です。

どんなに栄養バランスの良い食事を摂っても、土台となる内臓機能が低下していてはせっかくの食事も無駄になってしまいます。

生きるために頂いた命を無駄にしないためにも、「自らの身体を整える」ことは、僕たち人間の責務とも言えるのではないでしょうか。

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