いのちの門番

昨日2月19日、札幌市の「ほっとけない・ゲートキーパー研修会」に参加してきました。
ゲートキーパーとは、自殺予防の基礎的な知識を学び、自ら命を絶とうしている人を支えるための「いのちの門番」。

ゲートキーパーになるために、特別な資格は不要です。
さまざまな立場の人が、それぞれのポジションで、ゲートキーパーになることができます。

■そのために必要なスキルが、「気づく・声かけ・傾聴・つなぐ・見守る」。

  • 気づくこと→ 家族や仲間の変化に気づく
  • 声をかけること→ 勇気を出して声をかける
  • 聴くこと→ 本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
  • つなぐこと→ 本人の気持ちを受け止めたら、早めに専門家や相談機関への相談を促す
  • 見守ること→ 温かく寄り添いながら、じっくり見守る

■ゲートキーパーとしての心得

  • 自ら相手とかかわるための心の準備をする
  • 温かみのある対応をする
  • 真剣に聴いているという姿勢を相手に伝える
  • 相手の話をきく
  • ねぎらう

「いつもと様子が違う」ことを気づくには、「いつも」を知っている必要があります。普段から他者へ無関心であれば、家族や仲間のちょっとした変化に気づくことはできないでしょう。

自殺の背景には、健康問題、経済、貧困、育児、人間関係の悩み、仕事の悩み、孤立、介護、家族や男女問題などさまざまで、多くはひとつだけの問題ではないはずです。

ひとりでも多くのいのちを救うために、専門性の有無に関わらずだれもが無料で学ぶことができ、「ゲートキーパーとしての意識」を持つことが可能です。

あなたもゲートキーパーに!大切な人の悩みに気づく、支える |  政府広報オンライン

自殺防止は、まず「うつ対策」

講座を受けていて特に気になったのは、「自殺をした人の、98%が精神的な病気にかかっていた」ということです。自殺をする前まず心の健康を損なっているのです。その代表的なもの「うつ病」となります。

特に気になったのは、うつ病の身体症状。頭痛、めまい、首の痛み、肩こり、耳鳴り、便秘、頻尿、下痢、睡眠障害、動悸…。

ぜん治療院では日常に目にする症状です。心の疲労が自律神経のバランスを乱し、身体のサインとしてあらわれてきます。「心と体のコリ」をとることが、自殺予防にもつながることがわかると思います。

改めて、セラピストとして、社会に生きるひとりの人間として、大切ないのちを守る存在でありたいと願いました。

参加するまで知らなかったのですが、受講証が頂けるんですね。アイウエオ順なのか申し込み順かは不明ですが、多くの参加者の中で1番最初に名前を呼ばれ、内容を読み上げていただきました。中身の濃い講座に感謝です。

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