日常生活のあれこれを陰陽で考えてみる

太極図(陰陽魚)

古代中国には「陰陽」という概念があり、あらゆる物や現象は「」と「」に分けることができると考えられてきました。

例えば四季でいうと、冬が「陰」で、夏が「陽」と区別できます。しかしこれは絶対的なものではなく、相対的に“陰陽のどちらが優勢か”で考えます。

陰陽はシーソーのような関係と言えます。陰が多い時は陽が下がり、陽が上昇してくると陰が下がってきます。

そして、陰の中にも「陽の性質」があり、陽の中にも「陰の性質」があると考えます。お互いに、陰陽の要素が入り混じっているのです。女性(陰)の中にも男性性(陽)があり、男性(陽)の中にも女性性(陰)があります。

冒頭のイラストの「太極図(陰陽魚)」は、まさにそれを表しています。白の中に小さな黒丸があり、黒の中に小さな白丸がありますね。

陰陽の例

女と男、月と太陽、西と東、夜と昼、寒がりと暑がり、消極的と積極的、インドアとアウトドア、雨天と晴天、死と生、老人と子供、腹部と背部、水と火、慢性症状と急性症状・・・

例は「陰と陽」の順で並んでいます。身の回りのものを、色々分けてみるのも面白いですよ。

陰陽と人間関係

恋愛や友人との関係ではよく「自分にない所に惹かれる」と言いますが、二人でいることで陰陽のバランスを補っているのです。そして時間と共にそのエネルギーバランスは刻一刻と変化します。

卑近な例をあげると、「熟年離婚」は段々と女性の「陽」が強くなり、相対的に男性の「陽」が負けて、パートナーとしての陰陽のバランスを崩した結果かもしれません(笑)

陰陽で考える自律神経のバランス

十分に休養をとることは「陰」を補うことであり、日中活動的に働くことは「陽」の気を高めます。

これを自律神経のバランスで考えると、陰が「副交感神経」であり、陽が「交感神経」です。陰だけでは活動できないし、陽だけではやがてエネルギーが尽きてしまいます。

活動(陽)に備え、休養(陰)が必ず必要となってくるのです。

もし睡眠不足などによって「陰」が足りていなければ、仕事中に「陰」を補うためにウトウトしてしまうかもしれません。

あなたの日常生活は、陰陽のバランスはとれていますか?

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