「気」は温かく、副交感神経を優位にする。

気の特徴のひとつに、温煦(おんく)作用といわれる身体を温める作用があります。僕も施術中「手が温かいですね〜」と感想をいただくことが多いです。

僕の体温自体は特別高い方でもないのですが、気のスイッチを“ON”にしているときは、必ず温感が生まれます。(お灸いらずでエコですね。)

アイロンに例えると、手は気を伝えるコードのような役割です。実際に気を送る側の体温も上がりますが、手の温度以上に「手を当てられている部分」の方がずっとあたたかく感じるはずです。

生理学的に、体温を上げるのは自律神経のはたらきで、本来は自分の意思で体温をコントロールすることはできません。

しかし、「気を流す」という行為を通して体表面温度が上がるということは、間接的に「自律神経をコントロールしている」ということにつながります。

自律神経系は緊張している時や活動時にはたらく「交感神経」と、食事中やリラックス時にはたらく「副交感神経」に分かれています。気功中は気を送っている方も、気を受けている方も副交感神経が優位な状態。

身体が温まることで、ストレスによって上昇していた血圧は安定し、動きが鈍くなっていた胃や腸などの消化器も正しいリズムを刻むようになります。

僕がおすすめしているエネルギーボールの練習も、手の平から気を流すことで身体を温め、自律神経を整えることにもつながります。ストレスが溜まっているときほど、気で遊びながらリラックスモードに切り替えていきたいですね。

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