チャクラと心身の健康

チャクラは、内分泌(ホルモン)系の機能を介して脳にはたらきかけることよって、われわれの気分や行動にも影響をあたえうることになる。精神神経免疫学の最近の研究によって、脳・内分泌系・免疫系のあいだにはこれまでの理解をこえるふかい相互関係が存在することがわかってきた。ストレスや抑うつ状態と免疫力の低下とのあいだに関連があることは、最近ますます認識されるようになってきたのである。

チャクラはまた、さまざまな意識状態の変化においても重要な役割をはたしている。その影響力はとくに、感情の変化にともなってつよく発揮される。チャクラと微細エネルギー系が正常に活動しているときには内的な感情のバランスがとれていることが多く、チャクラ研究の進歩とともに、感情が病気や健康をもたらす原因が説明できるようになるはずである。

『バイブレーショナル・メディスン – いのちを癒す〈エネルギー医学〉の全体像』リチャード・ガーバー著

チャクラはサンスクリット語で「車輪」や「円」を意味しています。微細なエネルギーが渦を巻いている状態から、そのように呼ばれています。

しかし肉体を解剖しても「こころ」が見つからないように、「チャクラ」も見つかりません。チャクラは肉眼で確認できる物質ではないからです。チャクラは大宇宙と人間(小宇宙)をつなぐ中継点として、またエネルギーの変圧器としてはたらきます。

頭頂部から会陰部まで体のセンターに並ぶ7つのチャクラには、それぞれ主要な内分泌器官や神経叢(しんけいそう)と関連し、各チャクラの状態によってホルモンを分泌する内分泌器官が影響を受ける事になります。

チャクラが正しく機能し、そのバランスがとれていれば物質的(肉体的)にも健康な状態です。しかしチャクラの異常やバランスに乱れがあると、心と体にも変化が生じてきます。初期の段階では目に見えて「病気」としてあらわれていなくても、本人としては調子が悪く辛い状態です。

東洋医学でもこういった状態は「未病(みびょう)」とされ、「上工は未病を治し中工は已病を治す」と言われています。つまり、“名医は病気になる前に予防して治し、並みの医者は病気になってから治す”といった意味です。

不調が肉体に表出する前に、チャクラを“健康”に保つことが、これからの「心と体の健康」にとって賢い予防法となると思います。ここでいうエネルギーとは、「氣(気)」や、「プラーナ」と呼ばれる微細エネルギーのことで、気功やヒーリングはこれらのバランスを整えるために行うものです。

これからの時代、肉体と感情を切り離して部分的に考える西洋医学的な治療法だけではなく、心・体・魂・自然・植物・動物・宇宙・社会も全て包括したホリスティックな健康観が必要とされます。

マッサージや指圧を例にとっても、肩こりや便秘など症状のある「部分」だけではなく、その背景にある「全体」にまで光が届くような“響き”が求められている気がしています。

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